1月5日

5:24 姫路駅


時刻表上では、浜松からノンストップで走り続けて最初の停車がこの姫路。
最近、高架になった真新しいホームに降り立つと、さすがに寒さが身を切ります。あわてて播但線のホームへ移動。まだ暗い中、111系と103系のお出迎えです。


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いこかは使えません。

6:36 寺前駅


山陰方向へ行くルートは、小浜線山陰本線福知山線播但線とたくさんあるけれど、普通列車がさりげなく早いのが播但線。寺前で接続のある列車を選べば、結構サクサクと行けます。
寺前で跨線橋をわたって和田山行きに乗り換え。この区間妃殿下非電化です。


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空がキレイ。

7:27 和田山駅


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そろそろ夜明け。12分待ちで山陰本線の列車に乗り換え。
折り返しの寺前行きに間違えて乗りそうになったりしました。寝ぼけてたらしい。


豊岡に向かう途中、そろそろ特急とすれ違いはじめます。八鹿で8分停車。


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やあ、ようかちゃん。
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さすがにこれはないだろーと思った……。
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8:19 豊岡駅


前に書いた私のきっぷのルートだと、和田山からこっちは範囲外になるので、事前に和田山城崎温泉の往復乗車券を買っておいた。いつものくせで、時間つぶしに駅の外に出ようとしたのだけど、うっかり忘れていた。途中下車前途無効

…直前に気づいてことなきを得ましたが。

8:48 城崎温泉駅


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まだ早朝だというのに、みやげ屋は元気に営業中。湯治客もかなりの数を見かけたので、けっこう繁盛してるようです。まぁ休みの人が多いってのもあるでしょうが。


ちょっと歩いて、ニッポンレンタカー城崎営業所でクルマを借りました。正月料金で高かった!(Sクラス48時間で18,000円くらい)

さっそく、今回の第一の目的地に向けて走り始める。ドライバーは私。


10:30 但熊



山を越えて、但東と呼ばれる地域に入ると、あっという間にまわりは山だらけ。そのわりに車の通りが多いのは、福知山と豊岡を結ぶ幹線だからなのかしら。

そんな国道426号線沿いにあるのが、たまごかけごはん専門店「但熊」。前にテレビで見てから、絶対一度は行きたいと思ってたのがようやく実現です。


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卵かけご飯定食350円。卵は食べ放題。


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大盛りを頼んだら、どんぶり一杯のごはんが出てきました。
卵はもう何も言うことなし。


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たまらず、+150円でごはんをおかわり。
卵は3つ食べさせてもらいましたが、dona氏は6個食べてました。すげー。

最後に卵をたっぷり使ったシフォンケーキセット(450円)をいただいて、終了。


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絶対またくるぞー!

13:00 鎧駅


但東から車を走らせて、豊岡経由で日本海に出る。今春から掛け替え工事が始まるという、餘部鉄橋を見に行こうと思ったのだけど、その前にひと駅となりの鎧駅に寄ってみました。


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謎のカップルが線路の上で記念写真を撮ってたりしましたが、我々が現れるとそそくさと帰っていきました。ざまーみれー。つか、死ぬよ。


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そうこうしてるうちに、下りのはまかぜが通過。
急いで餘部まで走ってれば間に合ったかー!? とか思いつつも撮影。

13:25 餘部駅


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町をあげて、最後の餘部鉄橋を応援してるようです。さすがにもう計画の見直しはないんでしょうかね。


餘部駅は人で埋まってました。写真を撮ろうという人だけでなく、列車に乗って橋梁を渡ろうとする人がドアの前に列を作ります。まるで都会。


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お客さんを詰め込んで、しずしずと鉄橋を渡っていく174D列車豊岡行。


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天気がぐずついていて、あまりきれいな写真は撮れませんでした。早々に引き上げることにして、さらに西へ。

15:30 滝山信号場



県庁所在地もある鳥取県の中心駅、鳥取駅から山陰本線を東に走ると、列車はあっという間に山の中へ入って行き、最初に差し掛かるのが滝山信号場。スイッチバック形式の珍しい信号場です。

かつてはここで列車が行き交った頃もあったようですが、今ではもう使われていない模様。線路にも赤さびが浮いていました。538D列車浜坂行が通過。


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線路上には、ススキが揺れている。


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16:30 郡家駅


滝山信号場は早めに切り上げて、伯備線郡家駅へ向かうことに。ここからは若桜行きのローカル鉄道、若桜鉄道が伸びてます。今回の旅行の目的の一つに掲げた、私鉄乗りつぶしをここで挙行。

発駅 時刻 着駅 列番 種別 列車名 乗車車両 備考
郡家 16:45→17:15 若桜 1339D 普通   WT-3003  
若桜 17:26→17:57 郡家 1344D 普通   WT-3003  


「こおげ」と読みます。


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まもなく夕暮れ。往路くらいは景色を楽しめそうな感じ。


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列車は「若桜」の桜にちなんだ「さくら3号」。


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17:15 若桜駅


乗客の数はそこそこ。冬休み中だけど部活らしき高校生が少し乗ってました。
なにより驚いたのは、ほぼ全線でEDGEが入り続けたことかもしれない…。


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若桜駅はいい雰囲気の駅舎でした。まわりはとっぷり。
余談ですが、若桜で郡家行きの乗車券を頼んだら、硬券が出てきました。ビックリ。

18:00 郡家駅


折り返し列車で郡家に戻ったら、ここからはまたクルマの旅。ここで運転手がdona氏にかわり、私はナビをしながら夜にそなえて仮眠体制に入りました。クルマは国道53号を南下して、津山市へ。

知り合いに津山の名物を尋ねたら、「津山三十人殺し」と言われてちょっと凹みました(笑)

20:30 津山駅


津山の駅前にクルマを止めて、夕食に何を食べるかを検討。
津山の名物といえば、津山ラーメンしいたけ牛肉らしい。やっぱり名物の何かを食べたいじゃん、と思いつつ店を捜索。

その結果、津山ラーメンの人気店は20:00で閉店、しいたけを使った駅弁を作っていた店は火災により撤退、ということが判明。いろんな意味でショック…。


しょうがないので、途中で見かけた焼き肉屋に入りました。
美味しかったけど、もう少し肉が薄く切ってあると良かった…。


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22:00 中国道 院庄IC


おなかいっぱいになって、近くの本屋で少々食休みをしたあと、ふたたびdona氏の運転で移動を開始。津山市の西の端にある院庄ICから超極道に入り、ひたすら西へ走ります。私はおねんね。

23:00 中国道 神郷PA


下道に降りたら運転を交代するという約束をしていたので、出口の一つ手前のPAで私が運転席に。
トイレで休憩していたら、窓の外から突然列車の音が聞こえてきてビックリ。神郷PA伯備線芸備線備中神代駅近くにあって、どうやら最終の下りやくも(1039M)が通過してったらしい。でも真っ暗でなんにもわかりませんでした。