旅行記(第58回) 【ホルモン腹ペコ観戦記イン大阪なんば】
(今回は何となくラノベっぽいノリでお送りしています)
先月上旬の北海道・大阪旅行の興奮もさめやらぬ時期(ついでに言えば、旅行記も書き終わっていない)に再び行って参りました大阪・なんば。今回の目的は一つだけ、10/2(木)に開催されるマキシマムザホルモンのライブツアー「爪爪爪」のなんばHatch公演を見に行くことであります。
そもそも長野から大阪に行くルートなどそう沢山ある訳ではなく、実用的な選択肢は3つしかありません。
- 長野→(長野新幹線)→東京→(東海道新幹線)→新大阪 ―― (A)
- 長野→(中央本線)→名古屋→(東海道新幹線)→新大阪 ―― (B)
- 長野→(信越本線)→直江津→(北陸本線)→(東海道本線)→大阪 ―― (C)
便宜上、上から順に(A)、(B)、(C)としますが、(A)は新幹線の乗り継ぎでスピードは速いもののあきらかに大回りであり、時間もおよそ4時間半かかる。タイミングによっては最速ルートにもなり得ますがあまり選びたいルートではない。
長野から大阪に出るいちばん実用的なルートは(B)でしょうか。長野と名古屋を結ぶ中央本線の特急「しなの」はおよそ1時間に1本走っているし、名古屋からの新幹線の接続も悪くはない。時間があるなら名古屋で近鉄特急に乗り換えてしまえば、+1時間とひきかえに安くて快適な座席が待っています。
(C)は特殊なルートです。正直言って、「昼間」にこの経路を通るメリットはほとんど無いと言っていいのですが、夜に1本だけ美味しい列車が走っています。ご存じ「急行きたぐに」。
これを使えば夜に長野/大阪を出て、朝には目的地に着けて、お金が無いのならばじつに乗車券+急行券(1260円)だけで移動できてしまうというオトク列車。寝台も連結しているので「直角クロスの自由席なんぞクソ食らえ!」という御仁でも安心です。
でも今回はこのどれにも当てはまらないルートを使ってみました。
強いて言えばルート(B)に近いのだけれど。
ワイドビューしなの16号 大阪行。
実は、長野〜大阪の間には一日に一本だけ直通特急が走っているのです。
一度乗ってみたいと思い続けてきたものの、上りも下りも時間が非常に微妙なため、なかなか実現しなかったのですが、今回、(朝一番の始発列車に乗って出発するという流儀を直角以上に折り曲げて)乗ってみることにしたのでありました。
発駅 | 時刻 | 着駅 | 列番 | 種別 | 列車名 | 乗車車両 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
長野 | 14:00→19:18 | 大阪 | 2016M | 特急 | ワイドビューしなの16号 | クモハ383-14 |