「バルーンというインターフェース 〜 トークを表現するためのTips」 - NOBニャー様

  • ゴーストにとってバルーンとは?
    • ゴーストは、バルーンを使って話す(トーク
    • ゴーストは、バルーンを使って機能を提供する(メニュー等)
    • ゴーストにとって、バルーンはユーザーとの「重要なインターフェース」(※ごく一部に例外もいるが…)
      • ex.握江トク(発生と同時にバルーンも表示)
  • ところで…
    • バルーンは、会話を文字の形で表現する→会話と同じように、少しずつ画面に表示されるのが一般的。
      • その点で、文章とは若干異なる
    • せっかく改心のトークが書けたのに、見せ方が悪くて損していませんか?
      • トークの書き方そのものは扱いません
  • Tips.1 適度に間(ウェイト)を置く。
    • いわゆる「、」で一拍、「。」で二拍。(音読の練習で教わるように)
    • 実際野間の置き方は単純ではないが、バルーンでの表現では、そうした方がユーザーは混乱しないと想われる。
    • また、デベロッパーも音型を浮けやすい。(\w?タグを意識しなくて良い)
    • 里々:自動ウェイト挿入が標準機能!
      • $自動挿入ウェイトタイプ【タブ】里々(「、」→\w5、「。」→\w9)
    • YAYA:喋り記述支援ライブラリ「あやりりすEX」で、同等の機能を実現。
      • これを使うとウェイト漏れがない
  • Tips.2 トークの長さはバルーンのサイズを意識して
    • キャラにもよるが、長すぎるトークは読んでもらえないことも…
    • 1つのトークは、バルーンにスクロールなく収まる長さをメドに
    • 改行の位置にも気をつけよう(写真参照)
    • 標準的なバルーンの文字数は、\0=24文字×10行、\1=24文字5行
    • 専用バルーンの文字数がある場合はどうすれば?→SSPの開発用パレットにある「バルーンテストモード」でチェック。ドヤァ
  • Tips.3 アンカーを活用しよう
    • レチハルカ
    • 地名・人名などの説明は入れたいが、説明的な台詞回しは避けたいもの。→用語にアンカーをつけて説明を分離(実装例:http://yfrog.com/nvesquqj
    • 専門用語ゴーストでとくに有効。日常トークでは不要かも?
    • 実装例(里々):自動アンカー機能は標準機能。
      • $自動アンカー=有効 dicAnchor.txtでアンカーを定義する。
    • 実装例(YAYA):現状は完成度の高いライブラリーがない。
  • Tips.4 過ぎたるは猶及ばざる画ごとし
    • 1. テキストサイトみたいなゴテゴテした装飾は禁物
    • 2. 紛らわしいリンク(色つき文字、下線付き文字)の多用
      • どちらも一発ネタでやる分にはアリ
      • バルーンでのトーク表現であってもユーザーを混乱させるような表示や操作の要求は極力避けるべき
      • 設定状やむを得ず必要とする場合でも、あらかじめ説明しておくなどのユーザーへの配慮を忘れないように
    • ex.選択肢には必ずマーカーをつけるなど、ユーザーにわかりやすい提示方法を考えるべき
  • まとめ
    • 今回のTipsはあくまで基本形。慣れてきたら自分なりのアレンジを加えて、表現してみるのも良い
    • バルーンそのものにこだわってみるのもOK。良いモノができたら同梱するのも良い
    • バルーン作品集企画「うかとか(仮)」にも参加してみては。
  • 質疑応答
    • バルーンを常に一番手前に表示してくれれば、本体に重ねられるんだけど?
      • Windowsのウインドウ順位設定はもんのすごくめんどい。いちいちコードに書かなくてはいけない。「どれかのウインドウの一つ後ろに表示する」か、「一番前のウインドウのさらに前に固定」しかない。今後の課題。
    • バルーンを特定の位置にそろえて置いている。シェルと関係なしにバルーンの位置を固定できないか?
      • 両方の意見がある。現状はシェルごとに保存していて、ゴーストごとにも保存している。スタジオ行き(Todo送り)。一ヶ月後くらいに実装されているかも。