PENDERECKI THRENODY FOR THE VICTIMS OF HIROSHIMA


数日前にアカデミヤで輸入譜をパラ見してきました。国内出版なものに最低で+1000円、それ以上のものだと値段は2倍〜3倍ってところでしょうか。
国内譜が無いラージスコアの分厚いの(マーラーとか)だと3万なんてのもザラで青息吐息でしたが、そんな中でちょっと和んだのがこれ。


前から読んでみたいと思ってた「ヒロシマの犠牲者に捧げる哀歌」のスコアがありました。開いてみると小節は秒単位、予想通りにクラスタ記号の嵐で苦笑が止まりません。弦楽器の駒のテールピース側を思いっきり弾くとか楽器の最高音(音は定めない)とかまあ誰でも思いつくような奏法を集めるだけでこんなとんでもない音楽になるものかと少々感心してしまいました。
聴きながらスコアを追ってみたいけど2,090円出して手に入れる価値があるかな。フツーなら曲を覚えて脳内で鳴らしながらスコアを立ち読むって手が使えるんですがヒロシマが脳内演奏出来るようにはなりたくありません。