第一部 13:15〜
本日のおしながき
「トーク数を水増しするゴーストの作り方」 - りすな 様
- 概要
- 外面と内面にギャップを作る
- 食べ物の話をさせる
- 食べ物の話をさせる
- 人は共通の話題だと話しが話がはずみやすい
- 食事は「相手を選ばない共通の話題」
- 人は食事に対して何らかの考えを持っているものだ→ネタにしよう!
- 食事をトークネタにする方法
- キャラクターに好きな食べ物、嫌いなものの話をさせる
- 食糧事情について
- 料理について
- お店で食べ物を食べたときの話
- 滅多に食べられないような珍しい食べ物の話 など
- 実例
- 燃える稲穂(ラーメン)、ラベンダー畑(パスタ)、どっかのゴースト(いも)←原文ママ
- 自分のゴーストに食べ物トークがないなあと思ったら実装してみよう! 造るの比較的楽!
- 食べ物を食べないキャラクターの場合は?
- 食事しない場合も、料理をするとか、食事に対する関心とかの話は可能だろう
- 外面と内面にギャップを作る(新規のゴーストを作る人向け)
- トークを作る際に話しのネタになる
- ギャップから「なぜ」が生まれる、その「なぜ」が話のネタになる
- 汎用性が高い
- ギャップを作る方法→?イメージに反抗する
- 見た目のイメージを裏切る
- 人の印象の多くは見た目から決まるらしい。見た目は大切
- イメージを裏切る方法について
- イメージに反抗する方法
- 見た目を用意する(セーターを着ているキャラクター)
- 見た目から連想される言葉を挙げる(寒い、冬)
- 連想された言葉からかけ離れたものを考える(暑い、夏)
- 夏場でもセーターを着ているキャラクター
- なぜ夏場でもセーターを着ているのか?
- その方がかっこいいと思っているから
- 特殊な毛糸で邪悪な力を封じている
- セーターに見えていたのは体毛
- 信じられないくらいの寒がり
- なぜ夏場でもセーターを着ているのか?
- こうして出来た珍妙な特徴に対して、ゴーストに感想を述べさせることでトークネタになる。
- キャラクターが複数出てくる場合、それぞれの立ち位置(意見)を違えることで、さらにトークが増える
- 見た目から生まれる一般的なイメージを大事にする
- イメージに反抗するキャラクターの実例(ヴァンプ将軍)
- 世界征服を企図する悪役なのに「家庭的」「近所づきあいが大事」「理想の上司」 etc.
- ギャップが与えるもの
- 何もしなくてもすでにキャラクターにはギャップが存在する
- このギャップ(不自然さ)を利用した人→手塚治虫「鉄腕アトム」
- 天馬博士は交通事故で死亡した息子、トビオに似た感情豊かで高性能なロボットを作った。が、成長しないことに怒ってサーカスに売り飛ばした。(ヒドイ)
- 漫画のキャラクターが人間として描かれているにもかかわらず、成長しないことに対して多くの人が不自然に思うのと同じ描かれ方
- 「生き物として描かれているのに成長しない存在」への不自然さを利用して、天馬博士の怒りに説得力を与えている
- 読者が漫然と感じてきたであろう不自然さを(再)発見した
- ギャップを作ることで、トークネタを水増しできるだけではなく、感情表現に深みを持たせることすらできる。
「共同作業に使えるオンラインストレージの使い方」 - 高見知英 様
- 自己紹介
- もくじ
- インターネットストレージとは?
- ストレージサービスを使った共同作業
- 作業を補完するツールについて
- はじめに
- ゴースト関連ファイル管理をどうしている?
- 複数人で共同制作をするときどうしてます?
- →インターネットストレージサービスを使うとファイル管理などをやりやすい!
- インターネットストレージとは?
- インターネット上にPC上のファイルを保管するサービス
- Yahooブリーフケース、ATOKオンラインストレージ、etc...
- 昔:ファイルを手作業でアップロード
- 今:特定のフォルダ内のファイルを自動的に同期 <近頃増えてきた!>
- インターネット上にPC上のファイルを保管するサービス
- どんな動作をする?
- ローカルPCの特定フォルダに新しいファイルを作ると→インターネットにも作られる
- ローカルPCのファイルを編集すると→インターネットも修正される
- PC AとPC Bのシンクも可能
- 今回紹介するサービス
- Dropbox, SugarSync, SkyDrive, Google Drive
- SugarSync
- 5GB〜有料プランで500GBまで共有可能
- 日本法人があり、日本円で支払い可能、若干高い
- 複数のフォルダをインターネットに共有できる。柔軟な設定が可能。若干めんどうなところがある
- SkyDrive(Microsoft)
- 7GB〜有料プランで最大107GB(初期登録特典は25GB)
- マイクロソフトのサービス。Winows8からはOS機能として利用可能。8,1からOSに統合
- Officeファイルの連携に強い「このファイルは○○さんが使用しています」とか出てくれる
- Office2013から保存先として標準装備
- 大量のファイルのアップロードがとにかく速い
https://pbs.twimg.com/media/BYH2QvdCIAAGIhS.jpg
- ストレージサービスを使った共同作業
- オンラインストレージの「共有」機能
- Webから特定のフォルダを「共有」に設定
- Dropbox、SugarSync
- Web上の「フォルダに招待」からメールアドレスを入力することで共同作業者を招待できる
- Google Drive
- オーナーと共同編集者、見るだけの人、などの設定を細かく出来る
- 共有(招待)の方法は前者と同様。
- 読み取り専用のURLを作成できる。(パブリックリンクの共有)
- 明示的にリンクURLを削除できる(期間限定公開など)
- 高見さんの例
- 補完するツール
- まとめ
- 質疑
- 一時期、Google Driveの規約について取りざたされたことがあったが、実際どうなのか?
- 本人は「Don't be evil」と言ってるので使ってもいいんじゃないかな。でもあんまり信用していないから自分ではあんまり使ってません。
- ファイルのバージョン管理をしたい場合は SubVersionなどを使った方がいいのか?
- 他にもGit(バージョン管理)などのバージョン管理可能なツールもある。(だが難しい)
- Google Drive なども一つ・二つ前くらいのバージョンは残る
- 以前、SubVersionをはやらそうとしたがはやらなかった。Dropboxは今も使ってる人もいる。(使いやすい)
- DropboxとSubVersionは同居させない。慢心、絶対ダメ!
- シンボリックリンクも危険! データ消えます!(サイズが同じで真っ白なファイルができあがったりする)→シンボリックリンク先を消したため。(シンボリックリンクを拒絶するサービスもある)
- 一時期、Google Driveの規約について取りざたされたことがあったが、実際どうなのか?
「グループ制作のススメ 〜みんなでやればこわくない〜」 - 八神 翔太 様
- 自己紹介
- 2002〜2004ごろゴースト作っていた「車掌たんとDJうにゅう」
- 2002〜2003年 彩伺祭に音楽サークルで参加
- 2007年ごろから現在のジャンルへ移動(東方)
- 一人作業の強み
- やりたいことをやりたいようにできる
- 世界観を表現できる。総合表現として最適なソリューション
- 弱み
- 個人のモチベーションに依存している。
- 手段と目的が入れ替わる瞬間がある
- 義務感になったら終わり
- モチベーション低下防止は息抜きも有効、ゲーセンで遊ぶとかのことも重要
- ROなど洞窟に行って帰ってこない人もいる。かんこれ? 知らない子ですね。
- よくある更新停止の例
- 横連携をし、アドバイス、QAのやりとりができれば強いのだが、
- 隣の作品はよく見える→自信喪失しやすい
- どうすればいい?
- 自分に足りないものを隣の庭からかりてくればいいのでは?
- しかし…お手伝いしてくれる人に声をかけることがえきるか?
- やってみたいけどやり方がわからないことがほとんど
- どのくらいの範囲をお願いすればいいのか?
- やってみたい人がやればいいじゃない
- 「範囲を限ってぶんなげる」丸投げ!
- やれる人が(何かをやってみたい人が)
- やれることを(自分のスキル・技術を)
- やれるように(無理なく発揮していただく)
- ぶんなげるとどうなる?
- 毎回「やれるひと」が変わる→毎回同じ人・状況で作業出来るとは限らない
- 毎回「やれること」が変わる→同じスキルがそろっているとは限らない
- 人にお願いする→相手の状況・考え方がある
- 制作モチベーション維持のためには
- マイルストーンの設定
- いつまでに何をどこまで終わらせる?
- 制作インフラの構築・運用
- 制作作業を共有できるようにする→相互フォロー
- 遅れたときの対処
- こびとさん(プロジェクトマネージャー)の必要性
- 制作管理
- 制作管理のリソース不足「やれるひと」が実はできないひとだった
- スキル不足を補う人が必要→「実際にやっていただいたら、あれ?」ということはある
- 制作管理ができる人が必要。バラバラに動いたらまとまらない。プロジェクトマネージャー。
- だが、プロジェクトマネージャーは仕事っぽい。→「中の人」がお出ましになる
- 「那珂の人」をつくる
- スキル:やろうとすれば関連タスクを一人ですべてやることができる
- 制作管理:全体を統括し、必ず発生する「ブレ」を「活用できる」人
- 創作ではブレは面白くなる要素(ex;女性キャラのCVに男性が応募してきた!)
- (例)シェル作成・ゴースト構築・トーク作成
- 実際の制作例
- 2013夏「ファンタムクイズ」
- スタッフ4名、キャスト12名
- 制作の方針、手順、「システム」
- やろうと思えばすべて自力構築が可能
- 月額2000円程度、最低限のサーバ知識は必要
- なぜシステム化をするのか
- 制作中に余計なことを考えたくない
- 余計なことを考えると能に余裕がなくなる→進まなくなる→面白くない→>轟沈<
- システムに任せられる部分は任せる
- 制作の本質のみに専念できる環境を作る
- 徹底したシステム化は心理的にも余裕ができる。
- 人間の同時進行タスクは3まで、記憶量は同時に7まで。
- 記録を残すことで次の改善につながる。
- システムダイヤグラムの例(写真)
https://pbs.twimg.com/media/BYICceNCcAAKCRd.jpg
- システムの内部(写真)
https://pbs.twimg.com/media/BYICwRACcAAiuKU.jpg
- 実際のやりとり
- 声優さんとのやりとり:
- 台本制作の場面:Reedmine+Skype、Redmine+Subversion
- まとめ
- 多人数の制作はおもしろい! 面白いことを伝えていくのが創作
- より多くの人に制作に携わってもらうことで、おもしろさ・楽しさを伝えていくのが当サークルの役割
- もともと「何か」は「広める」がテーマ!
- 質疑
- OTRSって入れやすい?
- 入れにくいです。perl環境前提。日本語対応が甘い。
- タスク管理はGoogle Sitesで出来るのか?
- 結局スプレッドシート頼み。
- →Google Sitesで最低限のことはできる。
- 大規模にやるときに「誰に連絡をとったか」を管理したいので、Redmineでシステムを組んだ。
- OTRSって入れやすい?
-
- 進捗どうでしょう?
- ダメです。
- 進捗どうでしょう?
-
- 複数人で台本を制作すると、書いた人の間で口調・主題・状況などの食い違いが発生すると思うが?
- みんなで読み合わせて修正する。
- 複数人で台本を制作すると、書いた人の間で口調・主題・状況などの食い違いが発生すると思うが?
-
- 多人数でやっていると声の大きい人が権力を握ったりしないか?
- 距離感は気をつけている。近づきすぎる離れすぎず、というバランス感覚が大事。長い時間をかけて醸成する必要がある。
- 多人数でやっていると声の大きい人が権力を握ったりしないか?
「ゴースト間の交流について 〜暦にしき宣伝添え〜」 - もっしょくし 様
- テーマ
- おことわり
- SSP上で動作させる前提
- いくつか暦にしきの宣伝します
- 関連するいくつかのテーマはあえて無視
- ゴースト間設定のすりあわせの問題
- 「交流」のメリット・デメリットの問題 ・・・今回はパス!
- あくまで手法の紹介のみに絞った発表
- ながれ
- よく知られた手法のおさらい「コミュニケート」「railseother」「切替反応」
- 新しい手法「呼び出し反応」「OnOther系」
- よく知られた手法:コミュニケート
- ゴースト間の絡みといえば代表的存在
- 「暦にしき」は乱読にしきのコミュニケートを利用sちあきのウニ対応
- よく知られた手法:raiseother
- 最近メジャーになってきた?
- 「奏でる日常の音色」さんの「お茶会」
- ここまでは先行発表あり(うかべん横浜#1)
- コミュニケートとraiseother
- どちらも似ている=他のゴーストにSHIORIイベントを発生させる仕組み
- SHIORIイベントとは?=(おおざっぱに言えば)ゴーストがしゃべれるタイミング(いわゆるイベントドリブン)
- ex.マウスがクリックされた、1秒が経過した、など
- 「イベント」を発生させてやるのは本来SSP本体の仕事。referencceという付属情報もついてくる
- 相違点1:発生するSHIORIイベントが違う
- コミュニケート:OnCommunicate
- raiseother:「任意名のSHIORI Event」\![raiseother,対象,【任意名】,ref0,ref1,...]
- 相違点2:対象
- コミュニケート:一度に一人まで
- raiseother:その場にいるすべてのゴーストに投げられる _SYSTEM_ALL_GHOST_
- 相違点3:reference
- どちらも基本的に好きな中身を相手に渡せるが、コミュニケートは「スクリプト全文が勝手にreference2に入ってくれる」ので、使い方によってはraiseotherより便利(特化している)
-
- 以上に気をつければ割といっしょ
- よく知られた手法:切替反応
- 現在でも比較的生き残っている手法(手軽さが理由か?)
- 相手にことわりを入れない、投げっぱなしの更新が可能
- コミュニケートやraiseotherのように相手に暗に情報を伝えるにはコツがいる(後述)
- 現在でも比較的生き残っている手法(手軽さが理由か?)
- ここから新しい手法の説明
- 呼び出し反応「OnGhostCalling」「OnGhostCalled」
- 切替反応の「OnGhostChanging」「OnGhostChanged」に対応
- 切替反応と同じようなことができる、そのままコミュニケート等に派生させることができる
- OnGhostCallxxxと違い、呼び出した側が終了しないため
- 「OnGhostCallComplete」というタイミング機能もある。(トーク終了の合図)
- 暦にしきに機能あり!(デモ)
- OnOther系イベント
- 他のゴーストの状態を監視できてしまうイベント。色々な種類がある
- とてもヤンデレと相性がいい(ex. 耶美、奏、etc..)
- 起動、終了、サーフェス変更、、などいろいろ取れる
- やれることのポテンシャルはあると思うが、結構使い勝手にはクセがある
- OnOtherGhostTalk:オーナードローメニュー操作など、広範囲のイベントが流れ込んでくる
- OnOtherOverlap:他のゴースト同士が重なっている情報が流れてくるが、referenceの形が独特。
- sakura名/ID番号-sakura名/ID番号 的なものが流れてくる
- 里々の自動計算仕様: 54/0 → ゼロ除算エラー! >轟沈<
- 必ず文字列加工が必要になる。→里々では実装が難しい >轟沈<
- 他のゴーストの状態を監視できてしまうイベント。色々な種類がある
- 関連する手法
- 切替反応やコミュニケートをフラグにする
- installedghostnameの内容も見て他のゴーストへの切替を勧める、など
- →(一部)里々の情報取得変数でも利用できる
- プロパティシステム
- 他のゴーストのsakura名、パス、などを取得することができる
- データ読み
- (yayaでは)相手のゴーストのパスがわかれば全てのテキストを読める
- あんまり行儀がよくない方法なので扱い注意。ウイルス的挙動すら可能。
- mopでも各ゴーストのmopデータを読んでいる
- デモ(こわい)
- まとめ
- 絡み方にも色々ある
- 性的なコンテンツと動的なコンテンツ
- 対応してくれるゴーストが増えればどこまでも広がっていく
- 投げっぱなし? 打ち合わせ必要? いろいろな手法がある
- 「情報取得」が多様な絡み方を考える鍵
- 取得できる情報
- 積極的に提供される譲歩(OnOther〜系のreferenceなど)
- 絡み方にも色々ある
- 今回の本当の主張
- 手段を知るべき機会はHowToだけではない(何か目的があって知識を探す、だけではない)
- 何もやりたいことがなくても、里々wikiとかを流し見するとおもしろいネタが見つかるかも!
- デモゴーストはうかべんサイトで公開予定
「ゴーストの作成とその後のこと 〜持続可能な開発の実現を目指して〜」 - みゆ様
- 自己紹介
- 3年目のゴーストマスター、学生
- ソロゴ4隊、合作ゴースト1隊、トーク寄与 などなど
- はなすこと
- 里々を使ったゴースト制作のsわりからその先
- 里々を用いたゴーストの作り方
-
- セルフテンプレートゴースト
- 自分用の複数隊作るときの素体となるゴースト
- 自分が構築しなおすので、辞書構造や必要なものが理解できる
- 自分で構造が把握できる。バグ修正のときに有効
- 最初に作るの面倒
- セルフテンプレートゴースト
-
- 一体目はテンプレゴーストをもとに作り、二体目以降はセルフテンプレゴーストをもとに使うとよい
- トークの出し方
- 更新を続ける上で
- 自分にあった更新頻度を見つける
- どれくらい更新に時間を割けるか?
- ゴーストのキャラクターを忘れるのはどれくらい?
- 自分にあった更新頻度を見つける
-
- 普段かける時間
- トーク=5〜30分、レシピ30〜1時間、合計1時間程度
- 困ったときのはなし「トークがでない」
- 困ったときのはなし「バグがとれない」
- 困ったときのはなし「モチベーションが維持できない」
- 3〜4日くらい辞書に触れないようにして休む。それ以上放置するとガチで面倒になる)
- 他に楽しいことを見つける。(なるべくゴーストのネタになりそうなことで9
- 無理矢理更新しよう
- ちょっとしたことでも更新してみよう
- モチベーションが維持できなくて困ってる人を見かけたら
- ユーザとして出来ることをして応援してみよう
- ブログなどにコメント
- うわひょ、など
- 更新する時間がないとき
- 大きな更新でなければ案外時間はある
- ネタを書き留めるモノを常に持ち歩く
- 本当に時間がないときはやめておこう
- まとめ
- これかもよきゴーストライフを!
- 質疑
- サンプルゴーストはいつ公開?
- 触り反応が30個くらいになったら公開! R-13!
- サンプルゴーストはいつ公開?