1月8日

5:00 起床


今日の予定を組んだり、名所探索をしたりして、結局寝たのは午前2時くらい。眠い目をこすりながらシャワーを浴びたり、荷物を整理してたりしたら、いつの間にか発車6分前!(まだ部屋なのに!) ヤベー!
あわててチェックアウトして、富山地方鉄道電鉄富山駅ダッシュ


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2日間富山地鉄と市電が乗り放題で4500円のフリーきっぷを買おうと思っていたのですが、親切な駅員さんにすすめられて、年末年始フリーきっぷを買いました。12月20日から1月9日までのうち、連続する7日間乗り放題でなんと2000円! よっ、太っ腹!

5:41 電鉄富山駅


5:35発の始発列車に乗るために必死のダッシュをして、なんとか間に合ったんだけど、いっこうに発車する気配がない。これはどうしたことだろう。


よく考えたら今日は祝日でした。テヘ♪
あわてて先の乗り換えを確認。とくに問題もなく、ひと安心。

発駅 時刻 着駅 列番 種別 列車名 乗車車両 備考
電鉄富山 5:41→7:11 宇奈月温泉 103 普通   モハ14769  
宇奈月温泉 7:25→8:44 寺田 116 普通   モハ14771  
寺田 9:14→10:01 立山 315 普通   モハ10031  
立山 10:05→10:30 岩峅寺 318 普通   モハ10032  
岩峅寺 10:39→11:09 電鉄富山 616 普通   モハ14774  


まずは本線で、宇奈月温泉へ向かいます。宇奈月温泉黒部峡谷の入り口で、夏の間なら、ここから黒部峡谷鉄道欅平まで走っているのですが、あいにく今は真冬。


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少しずつ夜が明け始め、昨日の大荒れが嘘のように陽が差してきて、ちょっとホッとします。

7:11 宇奈月温泉駅


温泉地とはいえ、さすがにこの時間は閑散としている改札を抜けて、駅の外へ。黒部峡谷鉄道の駅舎まで行こうと思ったんだけど、足下は雪がうっすら。二次災害のおそれがあるためあきらめて、近くの踏切から構内を一枚パチリ。


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乗ってきた列車はしばしの休みの後、電鉄富山行きの特急になる模様。私は一本前の普通で、本線と立山線の分岐駅・寺田駅へ一足先に戻ります。


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ホームの線路の間には、勢いよく水を振りまくスプリンクラーが。


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宇奈月温泉の近くでは、黒部川の支流を高く越えます。いい眺め。(電線邪魔!)


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うにゅう族。(嘘)

8:44 寺田駅


立山行きの普通列車は30分後。駅舎の外に出ても何もないので、ホームでぼんやりまわりを見回してみる。どこもかしこも古めかくして、昭和初期のにおいに満ちている。たまにはこういうのもいいなあ。


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富山地鉄の要衝となる駅らしく、待っている間に何本も列車が通り過ぎていく。


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定刻に到着した立山行きに乗り込む。途中、岩峅寺を過ぎたあたりで、ちらほらと白いものが舞い始め、なんとなくいやな予感がよぎる。


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ひと駅進むごとに、雪がすごいことに。

10:01 立山


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立山駅は雪に埋もれてました。ホームの使われてない部分には、40cmくらいの積雪が。当然、人気はなし。4分後の折り返し列車に乗らなくてはいけないので、ほとんど何もせずにホームに戻りました。
夏場なら、立山ケーブルが美女平まで伸びてるんだけど…。冬に来るとこじゃないですね、ここは。


昔はここまで681系が乗り入れてきてたという話。しかし、今ではぜんぜん想像できません。

安楽鉄道趣味様 こちらのサイトに、乗り入れ681系の写真が掲載されています。

10:30 岩峅寺駅


「いわくらじ」と読む駅。最初全然読めませんでした。
相変わらず雪が絶好調に降り続く中、こんどは上滝線で電鉄富山に戻ります。
富山地鉄は路線が入り組んでいて、なかなか乗りつぶしにくいのです。


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岩峅寺駅は、寺田駅と同じく、2路線の合流駅。4本のホームがお互いにそっぽを向いてます。


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ゴースト開発合宿の開発ってこれのことだったんだ!
※そんなはずはありません


早起きしたこともあって、眠気に襲われたころに、電鉄富山へ帰着。次は市内軌道線です。

11:20 富山駅前駅

発駅 時刻 着駅 列番 種別 列車名 乗車車両 備考
富山駅 11:20→11:34 南富山駅 1052 普通   7017  
南富山駅 11:37→12:05 大学前 2085 普通   7017  
大学前 12:10→12:20 富山駅 2086 普通   7017  


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富山大学富山駅富山地鉄南富山駅を結んでいる路面電車。フリーきっぷはこれにも乗り放題で助かります。ゴットンゴットンと両方の終点まで往復。


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道路が混んでたこともあって、やや遅れ気味。でも終点の折り返し時間で吸収されたので、折り返しはほぼ定発でした。

12:30 富山駅北駅


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こんどは富山駅の北口から北に延びる、富山ライトレールに乗車であります。
以前はJR富山港線だった路線を一新し、富山駅北口のロータリー脇に地平ホームを建設していました。


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入ってきたのはライトグリーンの連接車。超低床で、すべるように走ります。新潟トランシス製で、大きな窓ガラスにはボンバルディアのロゴが…。


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真新しい運転席の後ろには竹箒が。なんともほほえましい。

発駅 時刻 着駅 列番 種別 列車名 乗車車両 備考
富山駅 12:30→12:54 岩瀬浜 1205 普通   TLR0604B  
岩瀬浜 13:01→13:25 富山駅 1302 普通   TLR0604B  

12:54 岩瀬浜


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富山港線時代に撮った写真があったので、比較してみる。ふぉぉぉ〜。全然違う。
唯一、左端に写っているバラックが面影を残してます。


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駅舎付近から駅前を撮ったもの。


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競輪場前方面。
いちおう、同じ場所だということはよくわかります。しかし、レールが綺麗になっている…。


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ちょっと角度が違うけど、駅前広場から駅舎を。


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ちょっとうれしいサービス中。(2007年3月までのようです)


岩瀬浜から富山駅北へ向かうと、ライトレールは途中で市内方向へ折れますが、岩瀬浜線時代はそのまま直進して富山駅の0番ホームへ滑り込んでいました。かつての土地は現在砂利敷き。


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ふたたび富山駅北駅へ帰還。これにて、富山駅周辺の私鉄は完乗!(冬場に運転されてる路線は…だけど)


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13:53 富山駅


あとはわが家に帰るだけです。
北口のみどりの窓口で指定券の有無を確かめると、直後の「はくたか13号」の指定がほんの少し余っているとのこと。ラッキー。

発駅 時刻 着駅 列番 種別 列車名 乗車車両 備考
富山 13:53→15:03 直江津 1013M 特急 はくたか13号 サハ680-15  
直江津 15:59→17:32 長野 350M 普通   モハ114-1015  


はくたかは混んでました。
車内放送では、指定席が満席なので自由席からの移動はできないと繰り返し、自由席に乗り切れなかった乗客が少しずつ指定席にもあふれてくるしまつ。直江津で降りるのに少々苦労しました。

14:35 市振駅付近


あいかわらずの低気圧のせいで日本海は荒れ模様。
北陸本線日本海にぐっと近づく市振駅付近では、線路に波がかぶるのか、極度の徐行運転をしてました。海岸沿いでは、黄色いヘルメットをかぶった作業員が対策を練っている様子。あぶないぞー。


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15:20 直江津駅


15分ほど遅れて、直江津に到着。


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4番線に移動して、普通列車の長野行きに乗車。
特急街道は混雑や悪天候のせいでだいぶん列車が遅れているようですが、こちらは静かなもの。ゆったり発車を待ちます。


定刻になっても動く気配はなし。
どうやら、長野方面からの信越本線の下り列車が遅れているらしい。
ほかにも、上りのはくたかや、北陸本線普通列車ものきなみ遅れ中。
結局、連絡待ちなどで、10分ほどの遅れで発車。最初から最後まで、列車の遅延につきまとわれた旅でした……。

17:40 長野駅


ぐるーりと回って、ようやく帰ってきました。
来るときはなかった雪のやまがあちこちにあって、ここ数日の天候を物語ってるようです。
…そういえば、まだタイヤがノーマルだっけ。どうしよう……とか考えながら、帰宅。


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オワリ。