10月1日(水)

14時。定刻発車
いつもそうであるように進行方向右側の窓際をゲット。指定を確保しておいたのですが、どこをどう間違えたのかすぐ目の前に窓と窓の境目の壁がある席を引いてしまったので、贅沢にも指定席を放棄しつつ空いていた8号車禁煙自由席に移動することに。名古屋行きの進行右側は西を向くので、傾きはじめた太陽がガラスを通してジリジリと照りつけます。あちい。
結局、カーテンで適度に遮光を図りつつ、しばしば乗る長野から名古屋までの区間ラノベ*1を読んで過ごすことにしました。うっマズい酔ったぞ*2


名古屋を過ぎる頃には陽も傾いて、遠く伊吹山の山容が山吹色の空にぽっかりと切り絵のごとく浮かぶ様子が眺められてなんとも素敵です。
ワイドビュー「しなの」383系電車はパワーに不足はありませんが、関ヶ原越えの特急列車の定石に従って、大垣を出てすぐ進路を北へ取り、新垂井ルートを通過します。以前、この区間を乗り潰すためにわざわざ名古屋から米原まで「しらさぎ」に乗ったのは懐かしい話。新垂井駅跡を通過するのをぼんやりと眺めてみたり。(進行方向左側にわざわざ移動までして)


車内は名古屋を過ぎてめっきり空いて、先頭の自由席に乗っているのは10人たらず。この区間は競争相手が多いうえに、停車駅が名古屋・岐阜・米原京都新大阪大阪と新幹線レベルの飛ばしっぷり。わざわざ「しなの」を選ぶような好事家はあまり居ないようです。
大阪着19:18。中央線の小断面トンネル対応の383系は、大阪駅に並ぶとシャコタン車なみに小さく見えました。



今晩の宿は、前回の旅行でも宿泊した「東横イン・なんば」です。梅田から御堂筋線で徒歩10分たらず。
どこの新聞スタンドを見ても、一面見出しは大阪ミナミのビル火災の記事ばかり。ちょ、近所やんか。


畝傍さんがいつものようにライブで大阪湾近くにいらっしゃるという情報を掴んでいた私。21:00ごろホテルを抜け出して淀屋橋へ移動です。ラノベでしばし時間を潰し、畝傍さんと久しぶりの再会を喜びあいました。(半月ぐらいぶりですね)
居酒屋でゴハン物とソフトドリンクだけ注文し30分でお会計という外道な行為をしでかして、本日は解散。

発駅 時刻 着駅 列番 種別 列車名 乗車車両 備考
梅田 19:33→19:42 なんば 503 普通   1320 なかもず行
なんば 21:16→21:22 淀屋橋 564 普通   1406 千里中央
               
淀屋橋 23:48→23:53 なんば 619 普通   21716 天王寺

*1:禁書目録

*2:「しなの」は383系振り子車両が車体をグイグイ揺らしながら山間部を走るので、とてもよく酔います!