午後の部 12:50〜

「かんたんトークの作り方、もしくは私はいかにして心配するのを止めてトークを作るか」 - 畝傍様

  • ランダムトークとは?
    • キャラクターを表現するための大きな要素
    • 触りっぱなしの場合を除き、普段立てて置いておくときには見続けるもの
    • キャラクタの印象を決定づけるもの(特殊ゴースト「遠藤」「みくる」などを除く)

(ここでカンペを取りに行く畝傍さん)

  • トークの作り方を簡単に説明。これでがんがんトークが書ける(かも)


  • 入り口
    • トークを作りはじめるとっかかりを作る
      1. 単語を設定してトークを作る
      2. その単語とキャラクタの組み合わせでどういうトークが成立するか?
  • 自分のキャラクタの思想や背景を考える(例:リンゴ)
    • 例1:鉄の夢
      • ゴーストの方向:ミリタリー・歴史
      • 本人達の経歴:元傭兵/古書店
      • 本人達の嗜好:身体を鍛える
    • 方向性:
      • イリアム・テル、乾いた時のリンゴの美味さ、リンゴを握りつぶす握力


    • 例2:侵されざる黒
      • ゴーストの方向:オカルト・神話
      • 経歴:学生/魔女
      • 嗜好:園芸/魔術
    • 方向性?
      • 旧約聖書でのリンゴの扱い、現代での解釈
      • (クロツ)給食でリンゴが出たとき/(ヘレナ)魔術でリンゴをどう使う
      • 家の庭にリンゴの木を植えたい、ミニリンゴの気について
    • 例3:燃える稲穂
  • 適切な単語が出てこないときは?
    • 単語の連想でトークを増やしましょう
      • リンゴ→バナナ→皮
      • リンゴ→ウサギ→オーストラリア(ウサギ大繁殖)→侵略的外来生物→鯉→鯉こく→まるます屋→俺は夢でも見ているようだ…。→(以下孤独のグルメ祭り)
  • もっと楽したい!
    • 前に描いたトークを眺める
      • リンゴのトーク→オレンジ(連想)→…
      • 理論上は無限に書けるはず…
    • 複数ゴーストを作っているなら使い回し。単語や話題が同じでも、キャラが違えば切り口も違うはず。(マルチキャラでも可)
    • キャラクタの設定を読んで好物や嫌な物から単語を出してみる
  • それでも単語が出ない!
    • 新聞、ニュース、Wikipedia、ブログ、Uncyclopedia、etc...
      • クセが強すぎるのはトークに制限が掛かりすぎるかも…(濃すぎる)
    • 本を読む、漫画を読む
    • 他のゴーストのトークを見てみる(トークをパクれという話ではない!)
    • 回りを眺める(ファンタジー・SF背景を除く)
      • 薬箱、風呂場、物干し竿、etcetc
    • 家の中を奇声を上げながら一周する
  • きっかけを大事にする
    • 切替反応からトークを発展させてみる
    • もらった切替から次のトークを予約する
    • もらった切替から単語の連想で単語をひねり出す
  • 他のゴースト見ながら考える
    • 狐から見た猫、犬、ネズミ、カタツムリなど
  • トークを思いつくのは様々なところ(小説家なども同様らしい)
    • トイレ、風呂など。可能な限りメモを手放さないように。もしくは出てすぐメモ!
  • トークのための演出技法
    • 設定や世界観について語るときは、日常会話に織り交ぜて書くのが吉
    • キャラクタは間違えてもいい、嘘を言っても良い、黙っていても良い(知識を伝える系のゴーストは例外。バカジャネーノと言われる*1
  • キャラクタを一人格として考えると、常に本当のことを言う/言えるとは限らない
    • ていうか矛盾があっても気づかないことも
    • オチを分岐させるのも手(よく見たら最後が違う…とか)
  • 結びにかえて
    • 単語をキャラクタという器に入れればどういう言葉になるか、というのがランダムトーク
    • 器を整えることについては信念と好みの問題になるので、私《註:畝傍さん》は何も語れない
      • 伺かIRCに来て相談してみるとか!
      • 他の人の意見を聞いてみるのは堂々巡りを防ぐためにも重要
    • 経験と知識がトークの源、器を整える力。
      • 疲れたらテキストエディタを閉じて気分転換!
      • 寺社に行ったら何か思いつくかも、ゲームをしたら何か思いつくかも。そういう発想が大事
  • 伺かIRCをよろしくね!(大事なことなので2度言いました)

「言語としてのSHIORI」 - さとー様

  • SHIORIの特徴
    • ゴーストのべしゃりを記述するために特化している
      • eruby、PHPに類似したテンプレートエンジン(HTMLの地の文の中にプログラムが埋まってるという観点)
    • テキスト処理が得意
      • トークのランダム、分岐、その他置換など
    • 「\」によるエスケープが特殊
      • さくらスクリプトに合わせ、「\」を表示しやすくしている
    • 使う人が本職プログラマじゃないことが多い
  • SHIORIのやっかいな点
    • nar(=zip)のアーカイブを本体ソフトにDnDすることですぐに使用可能であることが求められる
    • 作成者と実配布者(ゴースト作者)が異なり再配布に当たるため、ライセンスに注意が必要
    • PerlRubyPythonの既存実装は適用困難*2
      • インストールが困難
      • 配布ライセンスが適合しづらい
  • SHIORIもやるときはやります
    • 本体と手を組めばゲームやアプリも出来る
      • 「となりの羽山さん」「COLORS」
  • 最近の状況
    • ここ5年ほどメンテナンスぐらいしか行われてない
    • 一般の言語は今でも進歩しているので、取り残され気味?

(ここでさとーさん自己ツッコミ)

  • というわけで前置き
    • SHIORIとの言語としての側面を点検
    • 「いまどき風のこと」ができるかの点検
    • 「いまどきのエンジニア」に見放されたら本当にガラパゴスだよ!
  • 点検対象:「華和梨」「里々」「YAYA」
  • そもそも「言語」とは?
    • コンピュータは「馬鹿」なので、人間の言葉を機会の言葉に変換する必要がある
    • 言語の機能(基本)は
      1. 記憶
      2. 論理
      3. 入出力
    • ゴーストで言うと?
      1. トーク台本
      2. ユーザの操作から動作を決定するスクリプト
      3. トークや画像を返す、ユーザの操作を受け付ける
  • いまどきの標準機能
    • 標準化、ライブラリetc
  • 構造化
    • 和梨:○
    • 里々:△(ssu.dllを使った場合)
    • YAYA:○
    • 一応すべて備えている。
  • 条件分岐
    • 和梨:○(if-thenのみ、他)
    • 里々:△
    • YAYA:○(if-thenに加えて、case文)
  • ループ
    • 和梨:○
      • 条件つきループwhile、無条件回数ループ
    • 里々:
    • YAYA:
  • サブルーチン
    • 和梨:あり
      • 引数私可能な関数が変数と別に存在する
    • 里々:あり(引数渡し/値戻し)
    • YAYA:あり(引数渡し/値戻し)
      • YAYAの関数はデータ構造(トーク列挙など)と関数が同一の構造になっている?
  • オブジェクト指向
    • 和梨:◎
      • 構造体支援有り、オブジェクトとして扱える
      • OpenKEEPSで実際にオブジェクトとして使用
    • 里々:×
    • YAYA:○
      • 構造体支援はある(やろうと思えばできる)
  • データ保存形式
    • 和梨:すべてがエントリ(ランダムアクセスと添え字の使える配列)
    • 里々:トーク、単語、変数
    • YAYA:定数(マクロ)、変数、簡易配列、汎用配列、etc
  • 動的ロード(スクリプトファイルを動的に読み込める)
    • 和梨:○
    • 里々:×
    • YAYA:×
      • 里々・YAYAは起動スクリプトに追記→再起動で可能
      • メインSHIORIからSHIORIを動的に読み込んだことあり(Cぽなさん)
  • DB(永続変数の観点から)
  • DB(検索性の観点から)
    • 和梨:◎
      • 検索が一通りできる、さまざまなたんいでのコピー・移動・削除に支援有り
    • 里々:×
    • YAYA:○
      • SQLiteライブラリを使えばOK
  • 正規表現
    • 和梨:△(外部ライブラリ)
    • 里々:△(外部ライブラリ)
    • YAYA:○
  • 多言語対応(英語・中国語など)
  • 関数言語
    • 和梨:○
      • 戻り値として関数を返したり引数に関数を与えることを意図
    • 里々:△
    • YAYA:△
  • 並列実行
    • 和梨:×
    • 里々:×
    • YAYA:×
      • マルチプロセス、マルチスレッド、コルーチン、トランザクションのいずれもない
      • COLORSで画像処理をするときにゴーストが固まってるように見える…。
  • 総評
    • いまどきの言語と比べると、ちょっと機能が少ない
    • 機能整備度で見ると、「YAYA≧華和梨>里々」
    • perlrubyとの類似度では華和梨C言語への類似度ではYAYAが優れている
    • システム最深部へのアクセス・多言語対応ではYAYA一択
  • これからSHIORIに求められること
    • ユーザの使いやすさはIDE(統合入力環境)・ミドルウェアで九周できるので、機能の充実が必要
    • ゴーストだからって甘く見てはいけない
      • UI洗練させるとAJAX的動作が必要。その上ではクロージャ・コルーチンが重要
      • \[raise,On****] など
    • 多言語対応(牌は国内だけじゃない!)
      • chau_chakaなどの例もある
      • 外国語が出来る人は海外にユーザを求めてみては
  • 道しるべは?
    • ゲーム向けに開発されたスクリプト言語LuaXtalなど)はSHIORIと似ている
    • 上記目的で使用されている言語の動向を観察することで、今後の参考になるかも
    • IGDA(国際ゲーム開発者協会)のセミナーは特に有用
    • 外の世界との関係を知った上で行動できればいいですね!
  • 質疑応答
    • 多言語対応はユニコード対応ということ?
      • YES。華和梨は文字列処理のところで自前の処理が多く、対応に手間がかかる
    • ハッシュテーブル?

SHIORIメンテナーの方々が血反吐を吐きまくりつつ終了)

「HIMAGINE―更なるマテリアライズの場所を求めて」 - なる様

  • What's HIMAGINE?
    • 伺か技術をベースにした新しいデスクトップマスコット的な何か
      • パワーポイント内やブラウザ内で動作するフラッシュ(swf)ファイル
    • 伺かの使用と同じ既存のシェルをそのまま使う
      • 最新SSP100%互換を目指す
      • SHIORIのかわりにオンラインでリアルタイムに話す
    • シェルの透過的な《自動的な)インストール
    • 仕組み(やるべきこと)
  • 開発者
    • なる(SSTP Bottle 現管理人)
    • 沢渡みかげ(SSTP Bottleサーバ管理人)
  • 開発のきっかけ
    • (なる)「うかべん#5」に出てみたら会場の実況中継で使ってたのがTwitter。ショック!Bottleじゃない!
      • Bottleは敷居が高いのでは…
    • (沢渡みかげ)しばらく離れてたら、ゴースト探すのが面倒くさい
  • HIMAGINEの構成
  • -
    • 伺か」と似てる店は?
      • キャラクターのしゃべりは常に新鮮
      • キャラクター同士がデスクトップ上でコミュニケーションを行える
    • 伺か」より良くなるもの
      • DLLがない。セキュリティが強固。Windows縛りがない。
      • 自動ダウンロードなのでインストールされやすい。(ツイッターの顔アイコンが落ちてくるイメージ)
      • 自動起動なので起動されたまま忘れられることがない
    • SSTPではない
      • SSTPはインターネットからゴーストに会話を直接吹き込むという目的で昔から存在している
      • SSTPは10年前に大流行したが、セキュリティでポートをふさがれるなどして終了
  • SSTP Bottle ではない
    • 共通点
      • キャラクターがです記トップでリアルタイムに喋る
    • 良くなる点
      • クライアント単体でシェルを起動し、透過的にインストールするので複数のアプリ立ち上げが不要
  • Twitter ではない
    • でも、Twitterは簡単!
    • 「ゴーストが起動して喋るTwitter」というイメージはHIMAGINEの完成系にとても近い
    • Twitter上のキャラクターボッとと似たようなものだが、サーフェスは四角のアイコンの中に押し込められている。
  • コンセプトのまとめ
    • SSTPボトルを簡単にしたもの
    • SSP伺かにリアルタイム性を
    • Twitterがデスクトップ上に展開したもの
  • サーバ
    • すでにある!(2000人くらい)
  • Twitter連携(キャスト編)
    • キャラクターの発言をTiwttterにミラーリングできるようにする
    • Twitterのアカウントを2個準備して交互に発言していく
      • 140文字制限・連続投稿などとの兼ね合いが課題
    • Twitterでなりきりアカウントをやっている人などがターゲット
  • Twitter連携(リスナー編)
    • キャラクターの発言に直接返信したり、キャラクターにダイレクトメッセージを送信する機能は会えて搭載しない
    • そのへんはTwitterでやってもらう
  • Ukafrash Project
    • HIMAGINE実現のためのツール
      • Flashでシェルを描画、descript.txtなどの読み込み、etc
  • よくありそうな質問
    • 伺かの本質はSHIORIではないか?「伺か」とは別物だろ?宣伝乙」
      • botという形で人工知能を表現できる。ていうか伺「的」だからもっと宣伝してください

技術展示(動画)

ディスカッション「しゅがりんのそこまで言って委員会

  • テーマ「ゴーストはもうだめ?まだ行ける?皆さんのホンネ聞かせてください」
    • 壇上メンバー:Fine Lagusaz、黒羽龍矢、C.Ponapalt、なる
  • (さとー)では、テーマ、「ゴーストはこのままでまだ行けますか?」ではぽなさん。
  • (ぽな)\(^o^)/
  • (ぽな)きつい。正直きつい。すごく苦しい空気が漂っている。これはなんだろうか? ただ、このままだとやばいなーと思ってる
  • (さとー)どんなあたりから?
  • (ぽな)全体的な空気というか…、まず開発してくれる人がいなくなった。栞を全部メンテするのがしんどい。急募・開発者! 基礎部分を作る人がいないと崩れる。だからダメだ派。
  • (さとー)じゃ次、黒羽さん。
  • (黒羽)どえらい暗い空気なんですけど…。
  • (黒羽)結果からいうと、「まだいけるんじゃないか」と。ただプログラムじゃなくシェルとかゴーストとか作ってる側で。今でも新しいゴーストが出ると入れると思う。皆さん知らないゴーストがこれからも出てくるということで僕はまだまだ行けるんじゃないか、派でいきたい。そうでなきゃ今日の僕の講義が役に立たない。
  • (さとー)ちょっと空気軽くなりましたね。じゃ、なるさん。
  • (なる)キャラクターをデスクトップに立てるという見た目そのものはこれからも大事。昔の伺か世界がブラウザなどの制限で狭まったのを、広くしたい。
  • (なる)でも現状の操作(インストールとか)を日常的にやる人は減っている。SSPは変わっていないが、ユーザの意識は相対的に敷居が高くなっている。そのへんを簡単にしていきたい。
  • (Fine)自分は基本的にゴーストは作るがライトな作り方をしているので、今「SSPの開発終了します」と言われても「あ、そうなんだ」的な反応。
  • (ぽな)(無言で退場)
  • (Fine)なので、ユーザ的にはまだ大丈夫派。でもデベロパ視点からいえばもっと新しい仕組みが必要なのでは。ライトな人はライトに、ヘビーな人も手軽にやっていける方法が必要。
  • (さとー)創作してる人は「もっといける、もっとやろうよ!」という意見の人が多い。ゴーストの表現形式も、新ゴが出てるのを見れば、まだまだいけそう。
  • (さとー)一方、システムサイドから見ると、たとえばなるさん。旧来のSSPなどは少ししんどいんじゃない?という見方が多そう。システム側とデベロパ側の意識が違ってきているのでは?というのが見えた。
  • (さとー)じゃあどうしたら楽になるのかな?ぽなさん。
  • (ぽな)半分くらい丸投げさせて!
  • (さとー)つまり、人?
  • (ぽな)そういうこと。人が来てくれないとだめ。
  • (ぽな)あと、設計が古すぎる。いろいろ大変。放り出してもええ? …っていうと視線が怖いんですけど。でも少しずつ他のところに動いていきたい。
  • (なる)10年前は新しかった。
  • (ぽな)新しかった。.netでくめない時点でダメ。細工で切り抜ける方法はあるけど、そろそろ…、という感じ。
  • (さとー)デスクトップはもう終わり」という意見がネットで流れているが?
  • (ぽな)それは違う。そもそもブラウザの中が混雑しているじゃない。画面の方が広い。
  • (さとー)画面が広くなればやれることは増えるよね。マシンスペックも上がってるから。たとえばしっぽとか耳とかがピクピク…
  • (黒羽)イイネー!
  • (さとー)トーク喋らせたい人もいろいろできるよね。
  • (畝傍)多キャラとかもできますね。
  • (さとー)多キャラの面では、HIMAGINEとかも関係ありますよね。
  • (なる)20キャラぐらい同時保持も余裕ですね。同時に立ち上がるわけではないけど。
  • (さとー)つまり、表現としては先があるのに、システム的には古くなっている。ということは、.netのSilverlightベースウェアとか、Colorsとか、HTML5ベースウェアに移項するのが望ましい?
  • (ぽな)丸投げはしないけど…。
  • (さとー)でもどうしてそういう方向に実際動かない?
  • (芝やん)これでもういいやと思っているんでは?
  • (ぽな)そもそも、動き回っても出口がないのかも。
  • (なる)マルチキャラをポンポン動かせるのがSSPくらいしかない。
  • (さとー)そういうものがあればいいのだけど、それを作る人がいない。どう集めればいいのか?
  • (ぽな)深いところをやってみたい…という人はいない?
  • (さとー)Webアプリを作る人はどんどん増えてるのに、ローカルアプリを開発する人は増えていない。減っている。昔よりずっと作りやすくなっているのに。
  • (ぽな)伺かに限らないよね。
  • (芝やん)Microsoftによれば、またWebからローカルへの流れになっているらしい。Airでデスクトップに表示するように。ただ、Webをもっと有効に活用するべき。そういう面ではHIMAGINEのようないいとこ取りのものは良いと思う。
  • (芝やん)SSPと同じものを作りました!と言ってみたとして、実際に移ってくれるのか?くれない。
  • (ぽな)移りまーす!
  • (ツッコミ)
  • (芝やん)XPからの移行が進んでないのと同じ。袋小路。
  • (さとー)じゃあ、試しに今ぽなさんが「仕事忙しくてSSP開発停止します」と言ったら…
  • (芝やん)本人が耐えられないかも。
  • (なる)実際はSSSPだけじゃなくSHIORIなどの関連するものが莫大。一人が乗り移ってもだめ。みんなが勇気出して乗り移る必要が。
  • (さとー)作る側としては、乗り移る下地は出来ていると思う。移れるようなベースはある。人的リソースが呼べればなんとかなるのでは? HIMAGINEでTwitterの人材を呼び込むとか。
  • (さとー)SSPで現状の最高峰を見せつつ、もっと簡単にコレができるよ、と表現し、Webアプリなどの人も取り込み、さらに宣伝が広がり…というスパイラルができれば…
  • (芝やん)でもSSPが動いてる間は無理じゃない?SSPがあるうちは「俺はこっちでいいや」となる。
  • (黒羽)そもそも今の枠組みにはめて、今ある原材料で最大限表現をしていくのがゴースト作者の立場。だからシステムの人の悩みはわかりにくい。たとえば3Dとかも世間でははやりだが、ゴーストの人は基本的に2Dの世界で勝負しているのでは。
  • (さとー)ビジュアルノベルの方に移行している人も少ない。
  • (畝傍)小説とゴーストは違うのでは。ストーリー重視か、キャラクタ表現重視かで違う。求められる技術が違っている気がする。
  • (りすな)前回、物語創作の方からゴースト作成に役立てる話をしたが、ゴーストに直接当てはめられない。ゴーストには役割を与えなくても良い。物語ではたとえば「主人公が冒険に出るための理由」が必要だが、ゴーストは理由がなくても成立してしまう。
  • (なる)キャラを作りたい人がどこへ行ったかというとTwitterのなりきりやbot
  • (さとー)メジャーなアニメはキャラがそろっている。
  • (なる)けっこう凄い人工知能もある。挨拶とかする。
  • (ぽな)つまり、もうちょっと頑張るから、HIMAGINHEもがんばってね、ってこと?
  • (なる)息切れしないようにがんばります…。
  • (ぽな)どちらにせよ、そろそろ何か外に目に見えるものを出していかないと、人が集まらない。
  • (なる)次のうかべんまでには、TwitterのかわりにHIMAGINEが実況に使われるくらいにはしたい…
  • (さとー)人に見てもらうのが大事。では、どこで?
  • (観衆)ついなびとかついっぷるとかみたいな?
  • (さとー)ニコニコ技術部で宣伝したこともあるし、たとえばこれからならustreamなどなのかなあ。
  • (ぽな)Twitterも食あたり気味だからなあ。あそこも頭うちかなーという感じがある。
  • (黒羽)HIMAGINEはキャラクターはどうするのかな? キャラクターが勝手に登録される、なりすまされる、セキュリティはどうするのか?そのへんが一番大事だと思うんだが…。
  • (なる)それはそうですね。
  • (黒羽)ボトルで喋りたいがためにゴーストをでっちあげるような人もいた。そのあたり、わかりやすいガイドラインを作るべきでは?
  • (さとー)ゴーストをやりたい人と、アバターチャット的に喋りたい人をチャンネル分けするとか?
  • (黒羽)Wiiのアレみたいな感じのかー。
  • (なる)1から10までキャラを作りたい人はきちんと保護をする仕組みが必要だし、オンラインゲームのチャットみたいなのをしたい人も受け入れたい。そのために、フリーシェルのようなものは用意した方がいい。共存できるようにしていきたい。
  • (なる)実際には強力なキャラクターを1つ作ってもらえるのが一番だと思うんだけど…。
  • (さとー)さくらとかまゆらとか?
  • (Wiz)じゃあ、東方から人が来て、まりさとかれいむが10人ずつ生まれる…とかいう状況になったらどうする?
  • (なる)5人併存しててもいいのでは?まとめようもないし。
  • (観衆)伺かスマッシュみたいに…
  • (Wiz)ミクのゴースト3人ぐらいいなかったっけ。
  • (駅長)発信者をボットのように完全に限定するものと、誰でも喋らせられる匿名ダイアリーみたいなものもあった方がいいと思うか?
  • (なる)そういうのは作らない方がいいと思うな…。
  • (駅長)操作する人とキャラクターは対応させた方がいいと思う?
  • (なる)一対一対応させる。ボトルみたいな事にはしない。
  • (Wiz)みんなでいじっていいよ的なキャラクターは作らない?
  • (なる)見た目は一緒だけど中身(キャラ)は違うよ、というのは許容。
  • (さとー)キャラクターの方向はまだまだ弾薬があるなーというのが印象。
  • (さとー)システム屋が大変だというのはわかってもらえたと思う。でも出口がないわけではない。マンパワーさえあればネタはいくらでもある。
  • (さとー)強引だけど総括! もう少し宣伝して人が集まればみんな楽になる。みんな少しずつ宣伝しよう!偽春菜の広める条項はまだ生きている!
  • (ぽな)こんな話前もしたような…
  • (さとー)何回も話して同じ結論になるということは本質的に正しいということでは?
  • (ぽな)正味の話、わたしは自分がゴーストを作りたいから開発を続けている。だからやめることはないと思う。安心してください。
  • (さとー)実はそこのところまでわかっててムリポ派になってもらいました。
  • (Fine)そんなぽなさんを助けることができる方法は? バグ集めたり、ドキュメント整備したり。誰かやりませんか?
  • (ぽな)Fineさん、あなただ!
  • (Fine)やっぱり来たか!
  • (ぽな)そうだ、うかドクプロジェクト!わたしに言ってもらえれば誰でも編集できるようにしますので!
  • (さとー)はい、時間が!何かありませんか!
  • (Fine)次回11月27日(土)、横浜!
  • (Wiz)あと!iswebもう閉まるから移転して!移転報告もして!
  • (さとー)最後に一言、何か!
  • (ぽな)ぬるぽ
  • (全員)ガッ!!


お疲れ様でした!!!!

*1:次のトークで正しいことを言わせるなどの技法は見てもらえないこともあるのでアブナイ

*2:少数の例はあり